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満点の静嘉堂名刀百選・国宝・重文・重要美術品・備前刀を中心に古刀から新々刀までの代表作を網羅/静嘉堂百選・書画・陶磁器・漆芸・木彫他/2冊その他

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商品の詳細

静嘉堂名刀百選・国宝・重文・重要美術品・備前刀を中心に古刀から新々刀までの代表作を網羅/静嘉堂百選・書画・陶磁器・漆芸・木彫他/2冊

商品説明
	静嘉堂名刀百選・国宝・重文・重要美術品・備前刀を中心に古刀から新々刀までの代表作を網羅/静嘉堂百選・書画・陶磁器・漆芸・木彫他/2冊静嘉堂の本2冊でまとめてみました。　昭和59年　170P　平成9年　237P　ゆうメール・レターパック規格外　部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。静嘉堂の刀剣について静嘉堂の創設者岩崎彌之助は、嘉永四年(一八五一)土佐の安芸郡井の口村に生まれた。家は地下浪人という低い身分であったが、慶応二年(一八六六)十七歳の時、兄の彌太郎が郷士の株を取得したことから、高知城下に出て藩校致道館に学ぶことができた。「一度でよい、朱鞘の刀を腰に差してみたい」とは、富裕な士分の子弟の間に伍して、貧窮に育った彌之助が抱いた夢であったという。 - 明治二年(一八六九)、彌太郎が大阪の土佐藩商会を架配するに及んで、彌之助も大阪に伴われ、重野安繹の私塾成達書院に通って漢学を学んだ。一日、書物のことで同塾生と口論となり、挙げ句、相手の斬りかかる刀に対し、腰の刀を抜き合わせて辛くも難を逃れるという事件があった。日ごろ温和な彌之助としては珍しいことであったが、現在静嘉堂に蔵する津田越前守助広の刀の棟にはその当時の刀痕が残されている。刀に対する彌之助の思い入れは、恐らくこのような事件によっても増幅されていったことであろう。明治四年(一八七一)、帯刀は本人の勝手たるべき触れが出され、九年(一八七六)三月にはいよいよ帯刀禁止令が施行せられた。かくて多くの刀剣が世上に溢れ、安価で入手できるようになった。彌之助の刀剣蒐集はほぼこの時期から行われたようである。当時彌之助は、駿ヶ台東紅梅町に居宅を構えていたが、たまたまそれに隣接して今村長賀(一八三七―一九一〇)が住んでいた。長賀は同じ土佐の藩士で、明治元年(一八六八)の戊辰戦役に従軍、のち陸軍中尉に昇った。刀剣研磨の名手として知られた本阿弥平十郎に学んで鑑定にもすぐれた。明治十九年(一八八六)、九段の遊就館取締、二十二年(一八八九)、臨時全国宝物取調監査役となり、九鬼隆一図書頭に従って全国有名寺社、旧家の武器を調査、晩年には宮内省の御剣係に任じた。彌之助の刀剣蒐集は終始この長賀を介して行われ、従って長賀の好みから備前の古名作が多いが、刀剣以外の美術品でも長賀の斡旋によったものが少なくない。明治二十八年(一八九五)、彌之助は収蔵中から選んで備前助平の太刀を明治天皇に献上(後年さらに長船光忠作の太刀を献上)、三十三年(一九○○)には同郷の先輩、宮内大臣田中光顕を筆頭に、各界名士を語らい発企して刀剣会を創設した。古刀の保護、海外流出の防止等を目的としたものである。彌之助は明治四十一年(一九〇八)に、長賀は四十三年(一九一 ○)に世を終えるが、その蒐集は備前刀を中心として数百振りに及んだ。 “静嘉堂百選”刊行に当って 1978年以来、三菱商事は静嘉堂の美術品をそのカレンダーに取上げ、高度の印刷技術に裏打ちされた芸術的美しさにより、国内はもとより広く海外からも好評を得て参りましたが、8年もの永い間掲載された美術品が96点にも達しましたので、これに4点追加して本格的な美術書“静嘉堂百選”を制作することと致しました。静嘉堂はご承知のように三菱第2代社長・岩崎弥之助氏及び第4代社長・岩崎小弥太氏が当時の西洋文化偏重の中で東洋固有の文化を愛惜し、その散亡を倶れて父子2代にわたって収集された貴重なコレクションとして内外に知られています。本書では掲載の各美術品に和/英両語による解説を附し、日本及び東洋の美術品を特に外国人に解り易く紹介することを企図致しました。弊社と致しましては本書刊行により、三菱/岩崎家の文化・芸術への理解の深さが一層広く内外に認識されるものと期待している次第であります。最後になりましたが、本書刊行をご快諾下さった静嘉堂理事長岩崎忠雄氏、更に企画・編集面で全面的にご指導ご協力下さった静嘉堂文庫長米山寅太郎氏及び本企画のプロモーターとして活躍された(株)電通副理事旭秀昭氏に心から感謝申し上げる次第であります。昭和59年12月1日三菱商事株式会社広報室長中村純一お好きな方、お探しの方いかがでしょうか。中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。外箱傷、小汚れ、ややしみ。ページ小黄ばみ。ご理解の上、ご入札ください。もちろん読む分には問題ありません。456193

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