登場! 洋書希少）ブリンキー・パレルモの回顧展図録、2010年。 洋書

2010年から11年にかけてロスアンジェルス・カウンティ美術館やニューヨークのディア・ビーコンなどを巡回した、アメリカで初めて開催されたブリンキー・パレルモの回顧展の図録です。先日、日本でも豊田市美術館や国立国際美術館でボイスとパレルモの二人展が開催され話題を呼びましたが、パレルモ一人の展覧会はいまだに未開催です。\r\rアメリカでもこの展覧会が開催されるまでは、彼の仕事の全貌を一挙に紹介する展覧会がなかったことは驚きですが、リヒターやポルケに対する関心が高まると同時に、彼らの盟友であり、見方によっては彼らよりも面白い仕事をしていたのに、若くして亡くなったパレルモのことに関心が高まったきたという流れかと思います。\r\rいずれにしても、この図録には、キュレーターのリン・クックだけではなく、ベンジャミン・ブクローなどの充実した論考が並び、その後のパレルモ理解に決定的な影響を及ぼすことになりました。その意味で、現在入手できるパレルモ関係の図録の中でも重要な一冊であることは間違いありません。彼の仕事に関心のある人にとっては必携の図録と思います。\r\r布張りの外装の上に黄色にインクでタイトルを印刷している関係でしょうか、表紙と背のタイトルに剥落が認められます。裏表紙には少しスレもありますが、それ以外は新品同様の状態です。中身は新刊と変わりません。写真でご確認ください。参考までに、Amazonの同書のページへのリンクを貼っておきます。\r\rhttps://www.amazon.co.jp/-/en/Benjamin-H-D-Buchloh/dp/030015366X

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